今日はジュエリーの話をさせていただきます・・・
1950年(S25年)当時、日本ジュエリーの販売は約150億円くらいと想定されています。当時は朝鮮戦争の特別需要があり、日本の景気も第二次大戦後、始めて大きな景気の波が訪れ、その後’54年神武景気、’58岩戸景気と続き’62年にはアジアで初めてのオリンピック開催でインフラ整備も進み、いざなぎ景気へと緩やかな景気上昇が続いて田中首相の日本列島改造計画で’75年から来る経済拡大期を迎えた時期であった。その間、宝飾業界の出来事をまとめてみると、
1952年 真珠養殖事業法成立。
1952年 プラチナ輸入自由化
1960年 ダイヤモンド色石輸入自由化
1965年 デビアス(ダイヤモンド・シンジゲート会社)日本上陸
1966年 第一回供出ダイヤモンド売出し
1972年 三越ティファニーを展開(海外ブランドの展開~)
1973年 貴金属製品の輸入自由化
などなどそんな時代でした。当時は贅沢品に対して、物品税の課税が有り、宝飾は¥25,000以上は15%の課税!その後、課税対象額¥37,500に引き上げられ、’89年4月の消費税導入により解除。私は1974年秋にジュエリー業界へ兄の薦めでこの業界へ飛び込んで、アッという間に33年間お世話になり、よき時代を過ごさせて頂きました。
コメント