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2018/12/23

コメント

フジタク

>キモトヒサヨシ様

 コメントありがとうございます。

 カエサル発行のコインは基本的に「CAESAR」銘が打たれており、他の文字を使用して名前を変えている可能性は低いと思われます。

 考えられるのは、複数の極印で製造していたために生じた「文字エラー」か、「E」銘が磨耗または目詰まりしたため生じた「文字欠け」である可能性があります。

 もしよろしければ、参考の画像を以下のメールアドレスに添付していただけますと幸いです。

[email protected]

 何卒宜しくお願いします。ご参考になりましたら幸いです。

キモトヒサヨシ

ガイウス・ユリウス・カエサル - Wikipediaで検索すると「CAISAR」と刻印されたディナリウス銀貨があります。一般的には「CAESAR」ですが「CAFSAR」と「F」が刻まれたコインを持っています。検索して探しても「I」、「F」を使用した様子がありません。ほかの文字を使用した可能性を捜しています。コインの出どころはドイツの大コレクターです。

フジタク

>キモトヒサヨシ様

コメントいただきありがとうございます。

ご指摘の通りドデカドラクマ(=20ドラクマ)とデカドラクマ(=10ドラクマ)は贈呈用として特別に製造されたものであり、シラクサやアテネ、プトレマイオス朝エジプトなど限られた地域で造られました。

調べた限り、この中間にあたる重量の銀貨(15~16ドラクマに相当)についての情報は発見できませんでした。

お役に立てず申し訳ありません。ご参考になりましたら幸いです。

キモトヒサヨシ

贈答用コインだと思いますがドデカドラクマ銀貨(86g)とデカドラクマ銀貨(43g)の中間の銀貨(63g)があったのではないかと思いますが、呼び名は何というのでしょうか。

フジタク

> atom1954jp様

こちらのアドレスに写真を添付できるかと思います。

[email protected]

宜しくお願いします。

フジタク

> atom1954jp様

コメントありがとうございます。
紀元前4世紀末頃から、アテネでも少量の金貨が造られたようです。現在では大変希少品です。

もしよければ、写真をメールで送っていただければ幸いです。
宜しくお願い申し上げます。

atom1954jp

テトラドラクマ銀貨で両端にオリーブの葉があり、月はなくAOEの文字もありません。Oがあるだけです。フクロウは正面を向き両足は棒のように細いです。複製品には見えないのですが絵柄の種類はいろいろあるのですか。

atom1954jp

手元に含有量のわからない明らかな金貨を1枚持っています。市場では見かけない品物です。この時代には金貨は製造されていたのでしょうか。写真を張り付け出来ないのが残念です。

フジタク

コメントありがとうございます。
「ΑΘΕ」は「ΑΘΗΝΑΙΩΝ(アテナイの)」を省略して表現した銘とされています。
しかしなぜ「Ε」を使用しているのかは実は明確に分かっておらず、表面のアテナ女神を示す銘という説も存在します。

古代コインの銘文は独特な省略表現を用いることがあり、アテネのフクロウコインに関しても同様といえます。

明確なお答えにならず申し訳ありませんが、ご参考になりましたら幸いです。

キュノスーラ

 初めてコメントさせていただきます。
 古代ギリシャに興味があり調べている者です。
 フクロウとオリーブのドラクマ銀貨を見ていて、ふと疑問に思ったことがあり、よろしければご教示いただけないかと思い、ここから質問させていただきます。
 アテナイは古代ギリシャ語でΑΘΗΝΑΙと綴りますが、なぜコインの刻印はΑΘΗではなくΑΘΕなのでしょうか?
 自分なりに色々と調べてみてはいるのですが、いまだ決定的な答えに辿りつきません。
 ご存じでしたら、教えていただけましたら幸いです。
 どうぞよろしくお願いいたします。

(こちらの記事の三日月のお話、とても興味深く拝見いたしました! 見落としてしまいそうな小さなところに、すごい謎が隠れているのですね……)

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