<金やプラチナ・シルバーの貴金属が連日のように高値をつけて高騰しています!>
2011/4/11現在
昨年秋以降、貴金属の現物を販売する「GINZA TANAKA 銀座本店」で銀の購入が増えているとの情報が入ってきました。この銀人気の影響を受けて銀の価格は急上昇し、昨年1年間の銀価格の上昇率は58%と金(14%)を大きく上回るほどでした。
銀は金と同様に通貨として使われた歴史があり、金との連動性が高かったのですが、ここへきて銀の独歩高でバランスは大きく変動してきました。又、最近銀は工業用途では電子部品などに使われ、近年は太陽電池向けの需要の拡大が注目されています。上記の表から、銀の高騰を見て下さい!6年前相場より7,5倍にもなっております!
プラチナの主な用途は自動車の排気ガス触媒に使われていて、需要全体の4割を占めています。そのため、新車販売台数など自動車産業の動向をうけやすいのが特徴です。プラチナと同じ白金族のパラジウム(宝飾のプラチナ製品の割金にも使用されています)も主に自動車の排気ガス触媒に使われています。生産国が限られるため主要産出国の生産動向も価格に大きな影響をもたらします。プラチナは南アフリカ共和国、パラジウムは南アに加えロシアが生産の大手で、供給量が減れば相場は上げ要因、増えれば下げ要因となるのです。
金の需要は相変わらず、宝飾品の需要が40%近く締めています。インド・中国の需要は引き続き大きな伸びを示していますが、それ以上に世界中のフローダラーが分散されて投資目的で入ってきていて、強気の予想が大勢を占めているので、今後も上昇していくのは間違いないでしょう。
我が国の宝飾業界は、相変わらず低迷を続けて、金・ダイヤモンドの輸出国を続けている状態です。マーケットでみられる「金買い取ります!」で換金目的のお客様から毎日のように買い取り、いわゆる箪笥預金を「つぶし」て素材に変換!一方、悪徳業者も最近は増えてきて詐欺まがいの買い取り業者も多く出てきております!どうぞご注意くださいませ・・・・
又、この東北大地震による影響で、ますます宝飾業界は大打撃を受け、地金高騰の流れの中、自粛ムードもあり、商戦は大苦戦を強いられて工場・技術者の方々がどう対応してよいのか業界全体が悩んでおります。
コインペンダント専門店 『World Coin Gallery』
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