マンガ「テルマエ・ロマエ」映画化決定
昨年、2010,4月4日に当ブログにてご紹介させて頂きました、マンガ『テルマエ・ロマエ』・・・・
今回、話題のヤマザキマリ先生の『テルマエ・ロマエ』の映画化に際し、じつは小生、ありがたい事に少しだけ関わりを持たせて頂いておりました!
その体験について何回かに分けてご案内させて頂きます。
ことの始まりは、2月初めにメールでローマ・ハドリアヌスのコインのお問い合わせがあったことでした。数回のメールやり取りの後、映画『テルマエ・ロマエ』の関係者であるK様、M氏のお二人がご来店くださり、そして作中で登場するローマコインについてのお話を伺いました。この時期はまだ完全オフレコでの依頼で、『テルマエ・ロマエ』が映画化するというお話を聞きビックリいたしました!まえまえから、古代ローマというつながりもあり、たいへん『テルマエ・ロマエ』には興味を持っていたので、1ファンとして大変感激しました。
お話の内容はその映画の中で使用される小道具のハドリアヌス・コインの検証と制作のご相談でした!
主人公のルシウスが平たい顔族にチップとしてローマコインを渡すシーンで使うコインに関して、実際のローマコインはどんな種類があるのか?又、デザイン的に一目でハドリアヌス帝の時代が分かるコインは?などなど次から次へと色々な質問をうけ、作中の小道具にかけるアツい思いを感じました。
小生、お話を聞いているときに少々興奮しすぎてしまい、「だれが主役?クランクインはいつ?公開上映はいつ?」など、オフレコの段階では答えづらい質問をしてしまいました。
その時は詳しいお話は全然お聞きすることが出来ませんでしたが、スタッフの方の熱意を感じ、この作品は必ず素晴らしい作品になるだろうと確信を持つことができました。
映画界の事情等はなにも分からず失礼な質問をしてしまいましたね・・・・反省!
監督:竹内英樹(映画「のだめカンタビーレ」「電車男」等の巨匠、脚本:武藤将吾(映画「クローズ ゼロ」)で製作されており、ワールドコインギャラリーにお越しいただいたスタッフの方々も、その時代考証への取り組み方のスゴさにビックリ致しました。数か月前から取組んで、図書館・本屋さんでの資料を収集してお勉強されており、来店時も大きなバッグ2つに資料がビッシリ!たった一つの小道具にこれだけのこだわりを持って取り組んでいられる姿に接し非常に感動しました。
映画作りの大変さに改めて感動し、それ以後見る映画では見方が変わったフジタクでした。
今回はローマコインに関する資料本数冊と、サンプルとしてのハドリアヌス帝コインを数枚をお貸し出しをして、少しだけお手伝いをさせて頂きました。その後、数回お電話・メールでのやり取りがあり、撮影所見学のお願いをしたら、快くOKを頂きました。次回は日活撮影所での撮影光景をレポートしたいと思います。 乞うご期待・・・・
コインペンダント専門店 『World Coin Gallery』
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