皆様、ご無沙汰して申し訳ございません。
ここ最近はお店の新しいホームページにかかりきりになっていました。そのかわり、とてもとても良いホームページが出来たので、是非ご覧下さい!!『ワールドコインギャラリー』 ショップページ
本日は08,4,29の日経新聞に興味ある記事が掲載されましたのでご紹介します。
ご存知でしたか?『日本は金の輸出国!!!?』
『指輪の売却が多すぎ、リサイクルの為に宝石を外す作業が間に合わない!』
『寺が金の仏像を売りに出した。檀家に了解は得ているらしい』。
ここ1~2年、貴金属の小売店が集まると顧客から買い取った商品の話題で持ちきりだ。
このところ何かと商品相場の高騰が話題になっておりますが、石油マーケットは国内外で価格面で新聞・TVで話題の出ない日が無いほど続いています。
又、食料品の原料も話題の種で、つい先日まではトウモロコシが次世代燃料として注目を集め、高騰し話題に、今は小麦粉、牛乳(バター)などが話題ですが、わが業界の貴金属も注目の的!最近会社の近辺では、『地金買います!』の広告・看板が異常に増えてビックリするほどです。
理由は海外市場で一時1トロイオンス1000ドル、国内で一グラム三千円を超えた価格高騰は、日本の金輸出入の構図を変えたとの事。個人などが売却した金製品や金地金は国内でリサイクルされ、余った分が海外へ輸出されるらしい。
日本の輸出量は2006年から2年連続で過去最高を記録し、輸入量を大きく上回った。田中貴金属がまとめた加工製品を含む日本の金輸出量は、06年164トン(輸入は42トン)07年は160トン(同38トン)に達した。
グラフを見ても、1973年の輸入自由化から輸入は常に右肩上がりで、90年(303トン)をピークにして右肩下がりに転じ、今や約1/10になってしまった!逆に輸出は85年位から右肩上がりとなりデコボコはあるが輸出国!!
日本の金産出といえば三菱菱刈鉱山が有名ですが、とても輸出するレベルではなく、又、宝飾業界の不振で需要も大きく落ち込み、経済不況感と金製品の行き渡り現象と世界の余剰資金が金価格の高騰が生み出した、金輸出国の出現となった!!
『供給が追いつかないアジア市場で、日本という新たな供給源が出現した!』(英スタンダードバンクの池永氏)
国力の盛衰を感じて移動してきた金の歴史を考えると、アジアや中近東諸国に向けた大量流失は不気味で、時代の大きな流れを感じる出来事と云わざるを得ない。
バブル経済崩壊後の『失われた十年』に輸入量は減り続け、ついに蓄えた金が06年から逆流を始めた。池永氏は『個人の売却と海外流失は止まらない!』と予想する。
で記事は締めくくっている!!どうなる日本宝飾業界???(日本経済新聞4/29朝刊記事より)
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