憧れの塩野七生先生にお会いできました!
先日、12月3日(日)東京・神田の三省堂本店にて塩野先生の新刊本『ローマで語る』(集英社、1350円)の発売を記念してサイン会が行われました。
当店のお客様Y様から情報メールを頂戴し、早速予約を入れさせて頂いた次第です。
先着100名の限定ですぐに予約が打ち切られる状態で、改めて先生の人気の凄さを感じました。
小生も始めての経験で、3時からの開催でしたが2時半には到着、早速カウンターへ行き予約確認をして書籍購入!随時受付が開始され、入り口から通用階段に2列で並んで整列・最後尾は小生の場合、3階途中で50番くらいでした。
待つこと30分、その間早速に本を開いて確認、先生のご子息アントニオ・シモーネさんと映画を中心に置いた対談形式の力作!
5名ずつの人が係の人に先導されて進み、いよいよ我が番が参りました!
緊張しながら先生の前に・・・
シルバーのサインペンで黒表紙にさらさらとサイン!何か言葉を掛けたいと思い、思わず出た言葉は『ローマコインを扱っております。よろしくお願いいたします!』でした。
なんて間抜けな会話。
先生も『あら、そうですか』の一言。
先生にとっさに用意して持参していたお手紙を、『後で見てください!お願いします!』とお渡しし、隣に座っておられるアントニー氏にサインを貰う為に移動。素敵な笑顔が印象的でした!
まるで少年・少女がアイドル達にサインを貰うのと一緒!
自分がいい歳をして可愛いな!
と、まだ若さは幾分残っていると思った次第です。
(後日談:恥ずかしいことに先生にお渡ししたお手紙の宛名を間違ってお渡し致しました!PCで打った際に、お名前の七生を七尾と変換!気が付かずに大変な失礼をしてしまいました。すぐに出版社のほうへお詫びのお手紙を差し上げましたが、なんともはや、フジタクらしい!ミスでした!!)
参加された人たちを観察させて頂いたら、男女比はほぼ半々、年代層はややシニア層が多いかな?
皆様、塩野先生の大ファンばかりとお見受けいたしました。
さて、肝心の本の内容ですが、映画好きな小生には素晴らしいの一言!
映画を通して、人間が語られ、人間が大好きなお二人、親子のお互いの尊重と尊敬、歴史大好き人間、ヨーロッパと対峙してアメリカ文化、人間性が書き込まれていてアッという間に読んでしまった次第です。
各章にちりばめられた黄金の一言、一言!
又、お二人の大局から物事を見、考察される思考力に感心しました。
塩野ファンの人たちを惹きつけるのは、その大局感ではないのでしょうか?
その反面人間が持つ様々な究極を感じる研ぎ澄まされた感性に脱帽しました。
また後日、本の各章にちりばめられた事柄について書いてみたいと思います。
乞うご期待を・・・・・・
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