今回はよく聞く勲章についてお話します!
愛の勲章
勲章: 国家の功労者を表彰するとともに、その栄誉をたたえるために国から与えられる一種の記章。外国の元首や使臣にも、友好と敬意のしるしとして与えられる。(平凡社 百科事典)
:勲功を表彰して授けられる記章。(広辞苑)
勲功=国家・君主などに尽くした功労、手柄。
記章=記念として与えられるしるし。
<<西洋の勲章>>
一般に欧州諸国の勲章の期限は、十字軍時代の騎士団(Chevalerie)の標章に求められます。欧州で勲位をシュバルリーと呼び、また英語のオーダーに騎士団という意味が含まれるのはこのためといわれています。
勲章は各国みな頚飾を最高勲章とし、大綬勲章を一等、無綬勲章を二等、中綬勲章を三等、小綬勲章を四等以下としています。
英国の勲章はオーダー、デコレーション、メダルの区分が明確でその種類も多いですが、最も有名なのは1348年にエドワード3世が創設したガーター勲章で、その他シスル(あざみ)勲章、セントパトリック勲章、バス勲章、セントジョーンズ勲章等が広く知られています。
フランスでは、大統領に直接授与する勲章は、ナポレオン1世h7が1802年に制定したレジョン・ドヌールただ一種で、1~5等に分かれている。
米国には武功記章があるだけで、いわゆる文化勲章に類するものはない。
ソビエトでは1918年に赤旗勲章と労働赤旗勲章が制定され、1930年に最高勲章としてのレーニン勲章と労働赤星勲章が追加され、全部で33種、世界で一番勲章の多い国となりました。
その他、イタリアのアヌンチアタ(1392)勲章、ドイツの鉄十字章、デンマークのビデエレファンテン(白象)勲章、スウェーデンのセラフェン勲章等が有名です。
<<日本の勲章>>
最古のものは、1867年パリで第五回万博博覧会が開かれたとき、フランスの大官たちに贈られた薩摩琉球国勲章であるとされています。
日本の賞勲制度は、西洋諸国のオーダー(勲章)、デコレーション(表功飾り)、メダル(記章)等の制度と様式にならって創設されました。
1875年初めて、賞碑等が制定され、勲一等旭日大綬章~勲八等白色桐葉章の旭日章で国家の為、功績顕著なものに与えられました。その後、1937年には文化勲章が制定され現在までの叙勲者は280万人に達し、そのうち武勲者は250万人となりました。
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