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何かございましたらアドバイスをいただけると幸いです。
さて本日はタイトルにも書きましたとおり『造幣東京フェア』に行って来ました!
今回は東京、池袋の造幣局東京支局で10月11日~13日まで開催された、『~造幣東京フェアー2008~』に参加したレポートをお送り致します。
今回のテーマは『貨幣に見る日本の風物』として特別展が開催され、
① 富士山が描かれ手いる貨幣。
② 各地域の自然、建物、が描かれている貨幣。
③ 地方自治法施工60周年記念貨幣の紹介と販売。
④ 和銅開珎(わどうかいちん)の紹介。
休日という事もあり、朝早くから大勢の方々が来場されていました。
造幣局東京支局は、主にプルーフ貨幣・記念コイン・記念メダルを製造・鋳造し、又、貴金属製品の品位証明(ホールマーク)の刻印などが主な業務となっている。国内の硬貨は大阪・広島で主に鋳造されているとの事。
局内には常設で造幣東京博物館があり、貨幣・メダルに関する色々な貨幣・機械などが 展示され、普段見ることが出来ないものが1000点以上あり勉強になりました。又、工場見学も予約制により可能で、是非一度訪問される事をお勧めいたします。
小生も海外の造幣局は工場見学したことがあったのですが、日本の造幣局は初めてで大変面白く参考になりました。
【 造幣東京博物館 】
日本の貨幣の歴史~江戸時代の通貨の展示(千両箱の重量実感イベントなど)~貨幣のデザイン画~日本の記念貨幣(歴史と展示)~幻の金貨~勲章・褒章(文化勲章・日本開催のオリンピック金~銅メダルなどもあり)~金属工芸品(何故か、大関『子錦』関のブロンズあり)
【 現行日本貨幣の一口 メモ 】
日本の貨幣の裏・表は?年号がある方が裏!無い方が表!とされている。
ただし海外では各国により違いがあります。
○ 1円(アルミニウム) 貨幣
現在製造している貨幣の中で、1番古く昭和30年に発行され、平成20年で53年間発行!でデザインは不変。
デザインは一般公募され、表・裏は別々の人が選ばれた。改めて見てみると『若木』のデザインは伸び行く日本の象徴!
覚えておくと便利: 直径、20mm(2センチ) 重量、1g 若木の葉、8枚。
○ 5円(黄銅) 貨幣
昭和34年~発行され有孔(ゆうこう)貨幣で、穴が開いているコインは珍しい!何故穴開き?他のお金と区別する為と、目の不自由な人にも判りやすい様に、又、偽造防止にも・・・
覚えておくと便利: 穴径、5mm(2センチ) 重量、3.75g(昔の1匁)
○ 10円(青銅) 貨幣
昭和34年発行~表面は、京都市宇治の平等院鳳凰堂図で世界遺産に登録されています。極楽浄土をイメージされている。今までに29,855,915(千枚)発行されています。硬貨の中ではNo1。
○ 50円(白銅) 貨幣
昭和30年にニッケルで作られ、その時は今の穴あき硬貨ではなかった。昭和42年に改鋳され現在に至っています。デザインは昔も今もずっと菊が描かれています。白銅とは銅とニッケルの合金で、銅75%となっています。
○ 100円(白銅) 貨幣
現行の100円は昭和42年~それまでは銀(シルバー68%)を使用していましたが、銀の価格高騰により変更!デザインも鳳凰~稲穂~桜と3回変更されました。知ってましたか?100円硬貨での買い物は2千円まで!貨幣の通用限度という事で貨幣の法律に決められています。
○ 500円(ニッケル黄銅) 貨幣
昭和57年に登場した硬貨!自動販売機への対応を考慮して作られた貨幣です。表には桐、裏の上下には竹、左右に橘が描かれています。
平成12年に偽造・変造防止の為に、白銅貨幣からニッケル黄銅貨に改鋳されました。韓国ウオンとの影響で裏面には偽造防止技術の『潜像加工』という特殊な技法が取り入れられました。
『お金は大事に!』という言葉はムダ使いするな!の意味だったのが、このごろでは金銭感覚の薄れか、お金を粗末に扱う人が増えているとか・・・・
カードの普及、電子マネーの普及などなど・・・・
お金、マネー,コインは感謝や思いやりの気持ちをやりとりするもの・・・
皆様、コインを大事に、こよなく愛しましょうよ!!
それが私から皆様にお伝えしたいことです。
ご清聴誠にありがとうございました!
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