今週のブログは、先週に引き続き当店の売れ筋商品・人気商品のベストスリーをご紹介いたします。
第二回目は、当店で一番人気のある、古代ローマコイン(共和政)の中からご紹介いたします。
圧倒的人気No1コイン!ローマコイン全体でもNo1を記録しています。
ローマ共和政は、紀元前509年から紀元前27年まで、それ以前は7人の王による王政の時代であった。共和政コインはおよそ280年から銀貨が、217年から金貨が発行されている。
当初はギリシャ神話の神々や『ヤヌス神』が刻まれていたが、211年から『ローマ神』が登場し、以後90年頃までは表面の図柄のほとんどが、フリギュア様式の兜を被るローマ女神で発行された。裏面は初期のころは双子の神『ディオスクリ』が描かれ、その後、ビガ(2頭戦車)クアドリカ(4頭戦車)に乗る様ざまな神(ジュピター・ビクトリー等)が刻印。
『ローマ女神』・・・・ローマを守る守護神、ローマにその名を与えた女性=女神
コインには、ROMA、X(銅貨10アスと等価を示す)発行者名等が刻印されている。
どのコインも人気があり、高値を呼んでいるが、中でもローマコイン史上初めて生存中の人物の肖像を刻んだのがカエサルのコイン。
カエサルの顔を写したコインはどれも数十万からオークションはスタート!グレードの良いコインは数百万からスタートとなっている。
このコインはカエサルがポンペイウスとの戦闘次期に兵士に支払ったコインで数か所にて製造されて物で、一番多く残存しているコインです。
カエサルという家族名はフェニキア語で象(carsai)を意味していることから、このような象を描いたコインが作られたとも、又、巨大な象=彼の軍隊が、ヘビ=敵を踏みつぶす意味の図柄で、裏面には彼がBC63年以後保有していた大神官の地位を暗示する宗教用具(柄杓、如雨露、斧、僧帽)が刻まれている。
その他、ユリウス・カエサルの始祖はトロイアの英雄でローマの建国の祖アイネアスで、アイネアスはヴィーナスの子と伝えられ、カエサルの先祖という事で数種類のヴィーナスのコインを発行していて、こちらも人気のあるコインです。
ギリシャ神話のアレースと同一視され、軍神としてグラディーウス(グラディウス、Gradīvus、「進軍する者」の意)という異称でも呼ばれる。
マールス(マルス)は勇敢な戦士、青年の理想像として慕われ、主神なみに篤く崇拝された重要な神である。聖獣は狼、聖鳥はキツツキである。
又、マルスは建国の父とも言われている神話が残っていて、ウェスタの巫女シルウイアとの間に生まれたのが、ロムルスとレムスの兄弟という伝承がある。
ローマは建国以来、常に戦の連続で拡大して行き、ローマ兵士の神として崇拝され、戦勝記念の度にマルス神が刻まれコインとして発行された。
現在も戦いの神として、劇画・マンガ等さまざまな場面に登場して人気がある神様で、現代人に最も望まれる神様なのでしょうか?
次週はローマ帝国政コインランキングを掲載いたします。
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