☆金価格、急騰！！特別緊急レポート☆

色々な世界情勢で、金価格が急騰しております！あまりも急激な上昇に、業界もビックリしてどうしたら良いのか右往左往しております。

原因として、色々な要因が考えられます。一番の要因は、アメリカの財政危機の問題。政府の債務上限問題で、一応の解決策を打ち出しましたが、マーケットは負の要因として、株は連日下がり続けております。その他、欧米の債務問題や世界的な景気の不透明感を背景にして、株式などのリスク資産が売られ、実物の裏付けがある金が買われる構図が定着しているのです！

日本を取り巻く環境では不思議な現象が起きています。金の価格は、為替相場の円が上がり続けている為（８/11に76円53銭を記録）に、価格は世界に比べて抑えられていますが、それでも記録的な高値が連日、新聞紙上を飾っております。価格は、ドル建てで市場初めて１ﾄﾛｲｵﾝｽ/１８００ドルを突破、１７００ドル台に乗せてわずか２日間で１００ドルもＵＰと異例のペースで急騰！国内相場は、円高で押えられてはいますが、わずか１０日余りで１０％以上の急騰！８/１には￥４，２５０円/ｇだったのが、８/１１には￥４，７５０/gとなっているのです。

今、新聞紙上では連日のように、金への投資話と買い取りビジネスのニュースが大賑わいとなっております。実際マーケットではどんな事が起きているのでしょうか？

我々の宝飾業界では、地金買い取り業者とダイヤモンド鑑定業者が一番忙しい状態です。一般ユーザーの方々が持ち込まれる宝飾・貴金属が、このところの地金高騰でものすごい量が持ち込まれて、金の地金バーに変わっております！

我々宝飾業界の人間からすると悲しい話です。　デザインを考え、心を込めたジュエリーがお金だけが目的の無機質な金に変わっていくのは・・・物を大事にするよりも、お金優先の時代は如何なものでしょうか？

また、ジュエリーを飾っているダイヤモンド・色石（ルビー・サファイヤ等）の宝石類は、地金買い取り商の評価はほとんどゼロに等しい価格で取引されているようです。実際にジュエリーから外された貴石類は、一度専門の鑑別・鑑定期間に運ばれ、鑑別して又、マーケットに流されて来ております。主には海外へ流失しており、香港～中国・インドなどへ輸出されているのが現状です。今や日本はジュエリーの輸出国？となってしまっているのです。

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